水茎の歩み 水茎書道院

水茎60年余の歩み 水茎の門をくぐった方が3000名を越えています 世界各地にその卒業された方が活躍をされています

みなさまこんにちは 水茎道人の水木龍(りょう)こと間山陵行です。

筒井教室 50年めの大変革

時代の波は私の本拠地である筒井教室にも押し寄せました

大家さんの土田さんの家も30年を過ぎて変革時にありました

昔から広い土地をそのままにしておくのは無駄じゃないかとの声を若旦那さんは聞いておったはずです

2007年からその話はうすうす聞いておりましたが、愈々2008年(平成20年)に入っての4月末に旦那さんが教室をたずね、今年の夏に土田商店を解体、そしてこの教室を解体したいとのことでした

きたか・・・ついに・・(>_<)このときが

しかし土田さんは、水茎さんと長年やってきてこのままやめさせるわけにはゆきません、教室を新たに考えていますとのこと

その青写真を伺った

それは現在の土田商店の場所は大きな駐車場になり、習字のあった場所がローソンになります(ローソンは他人名義)そして西隣りの若松さん側に土田さんの邸宅とご主人のお店(カントリー雑貨)ローソンの背後には、ご主人の両親の家を、

そのまた後ろ(原っぱ出会った場所)にアパートを建設するという内容であった

じゃあ習字の教室はどこかというと、図を参照のこと

青高の向かい側で 間口は狭い奥行がややある

そしてその家の間取りもうかがった 玄関、トイレ(水洗)流し

そして教室は9畳くらい いやぁ狭いなぁ

まぁそれでも新しいからいいかと納得した

しかしその後また変更があるというので聞いたら 9畳じゃなく6畳くらいになるという 9畳なら先生にかかる負担が大きくなり(家賃工事費など含めて8万くらい?)6畳なら7万くらいでなんとかなりますとのこと

 

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ウ~~ン 大家さんは一生懸命にこちらのことを考えてくれた結果である

 

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しかしいくら新しくなるとはいえ、教室が6畳くらいでは教卓もあり、仮に9畳でも机が7個くらいしかおけない これで40人の生徒を回すのは大変

考えさせてくださいと返事を保留した

さぁどうする 生徒の減少で収入が落ち込んでの16万くらいその半分を家賃で持っていかれる その頃本部と大人の教室もあっても家賃を差し引けば20万を下回ってしまう 

どこか筒井近辺で貸すとことないかいろいろ探し回った 習字教室というと汚されるという頭がある 空き家でないとダメ

そうなると古い一軒家 そう簡単にはみつからない 1ヶ月考えたあげくに

あぁ!川の向こうに奥野市民館があるぞ むかしそろばんで水茎と張り合った塾があった 生徒が次々とそちらへ流れていったことがある 現在は?

連絡をとって町会長さんと話ができた

現在女の先生が月と金にそろばんで借りているが、ほかは空いていますとのこと 使用料はと聞くと一日で3000円くらい 半日だと2000円くらい

とすれば半日で2000 週4日で8000円 月に16回32000円 これなら前より安い でも奥野市民館4日は無理だったので、(長島もセンターもあるので)週2回借りることに決めた

 

そうして正式に土田さんに報告した

そうしたら「そうでしたか、先生にはご心配おかけしました

 市民館なら近いし私どもも安心いたしました」

こうして土田さんとの貸借関係はS29年からH20年までのなんと54年の月日に幕を閉じたのであった

本当に長いあいだありがとうございました

新しい奥野市民館は9月より始めた

古い教室が8月のお盆あたりに解体するというので、教室よありがとうの式典を生徒間でおこなった

 

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そして市民館では10月に移転記念のお祝いパーティを開いた

その時に土田さんにもきていただいた

残念ながら、若旦那さんの父親が新しい家に入るまえに、ガンという病でご逝去されたのだった 可哀想なのは奥様であった70代後半になりゆっくりご夫婦でくつろげるはずだった 

奥様にはいろいろお世話になり、いろんな思い出がある

どうしていらっしゃるか、お元気であれば今83歳くらいでしょうか

 

さて奥野に移ってからもうすでに6年の月日が流れました

水茎はなんとか持ち直して珠算もまた復活して生徒も増えました

でも目標は土田さんのところにいたH20年の頃までの人数に戻したいのです

習字40人そろばん20人 これくらいいれば経営的には余裕がでます

まだ62歳 あと20年は頑張って地域のために役立つ教室になりたいと願っています